お盆 広島への里帰り

昨年の夏に母方の祖母が、冬に父方の祖父が亡くなりました。

私は大阪に住んでおり、祖母・祖父は広島に住んでおり、最近は年に3度ほどしか顔を合わせていませんでした。

 

2人とも最期は、体調の良い悪いを繰り返し、自宅と病院の入院を繰り返していたようです。最後に会ったのは2人とも病院でした。病室を訪れて、おやつを食べながら話をして、という感じで30分ほど過ごしました。

今になって思えば、もっとできたことはあったなあと、思い出したときにちょっとした後悔の念がありました。

 

先日8月の11日12日で広島に帰省してきました。

ご先祖様と2人のお墓参りにも行ってきました。

 

広島の田舎の町には、雄大な自然と広々とした田畑と、夜には満点の星空が広がっていました。

 

大阪で感じていた小さな後悔の念は、そんな大きな存在の前にいつのまにか無くなっていました。

今では、おじいちゃん、おばあちゃんの元気なときの様子の方が強く思い出されます。

 

いっぱいお世話になったなぁ、自分はたくさんの人の存在に包まれて大きくなってきたんだなぁ、と改めて思いました。

「何かしてあげる」なんて、おこがましかったなぁ、とも思いました。

 

 

あまり難しいことを考えずに、毎日毎日を大切に生きていけば、まだまだ小さな存在の私ですが、何かを包めるようになるかなぁ、なんて思っています。

 

そんな広島への旅でした。

 

今日の続きのような明日が来るとは限らない

私は夏休みの宿題は、休みの最初と最後にやるタイプです。

 

単純作業的な計算ドリルなどは割りと気合の入っている最初のほうにまとめてやってしまいます。ただ、自分で内容を考えてやらなければならないような、読書感想文や絵画、自由研究などは休みの終わりが近づいてきてやっと取り掛かるような感じでした。

 

「やらなければ」という思いはあるものの、いざやろうと思ってちょっとハードルがあると休憩して、やろう・休憩、やろう・休憩を繰り返しているうちに時間が過ぎて、、、という感じでした。

 

性格というのは中々変わらないもので、、、今でも難しいことはやはり先送りしがちです(涙)。

 

ただ、そんな性格の私の背中を押してくれる言葉に、会社員だった時代に出会いました!

 

「今日の続きのような明日が来るとは限らない」

 

私が開催に携わった社内の講演会で、元・吉本興業マネージャーの大谷由里子さんのお話の中に出てきた言葉です。

コミュニケーションがテーマだったと思うのですが、内容に関しては忘れてしまいました。ただ、この言葉だけが心に残っています。大谷さんは東日本大震災での自身の経験からこのことを強く思われ、活動内容を大きく変えていかれたそうです。

 

今、自分自身が身を置いている環境でも、この言葉は実感することが多いです。

 

自分自身、周りの方々、健康状態、自然環境、法律、技術、事故などなど何かが起こり、増えたり減ったり日々変化しています。10年後のことなんて私にはわかりませんし、半年後のことだってわかりません。明日のことだってわかりません。

 

ただ、だからといってビビッていても仕方がないので、今日できることは今日、やりたいと思っていることはなるべく早めにやろう!

そんな風に思っている今日このごろです。

 

大谷由里子さんのセミナー、おもしろいので機会があればぜひどうぞ。

 

インプットとアウトプットとベビーサインと

「おいしい」は、ほっぺたを手のひらでポンポンっとします。

 

これはベビーサインの一つの例です。

 

ベビーサインとは、言葉を自由に話すようになるまでの赤ちゃんとのコミュニケーションに便利な手段です。妻が以前勉強していたでたまたま知りました。

 

赤ちゃんの能力は順に発達していきます。

●認識する→●理解する→●表現する(行動)→●表現する(言葉)

 

ベビーサインは、感情を体で表現できるように、ルールを決めて親子で練習します。そうすると、次第に使いこなせるようになってきます。

 

「ミルクが飲みたい(おなか減った)」「おいしい」など赤ちゃんから表現してくるようになります。(うちの子もちょっとやっていました)

 

 

このベビーサインというものを知ったときに、「人間は『理解すること』と『反応(表現)すること』は別なんだな」ということを私は改めて認識しました。

 

理解していても、反応できないときもある

理解していて、反応したいけれども、反応の仕方(手法)がわからないときもある

 

「赤ちゃんが反応を返してくれないから、こっちから何かを伝えても意味がない」

という考えは全くなくなりました。

 

そして、それは大人でも同じだと思いました。私自身、うまく反応ができないことも多々あることで実感します。

認知症を理解するための市が開催している講座でも同じような話がでてきていました。

(認知症の場合は、理解→反応の工程のどこかで間違ってしまうことが多くなる)

 

医療やリハビリなんかでも同じじゃないかなあと思っています。

赤ちゃんでも高齢者でも、心や脳・体に障害があってもなくても、同じじゃないかなあと思います。

サラリーマンでも、主婦でも、個人事業主でも、社長でも、同じじゃないかなあと思います。

 

認知症になられた方に昔好きだった音楽をたくさん聞かせてあげる、麻痺が起きている身体を毎日さする、家族が笑顔で接する。そんなことを続けたらいいんじゃないかなあと思います。

 

反応が無いことで、続ける心が折れそうになるときもあると思いますが、続けることで突然きっといいことが起こると思います。内側で育ってきている可能性を感じながら、表面にいつか見える日を楽しみにすれば、心が前向きになると思います。

 

 

訪問マッサージでご相談いただく方に、ときどきこんな話をするので、まとめてみました。

 

 

睡眠は十分に

最近TVなどで睡眠に関する話題が多くあります。「睡眠負債」なんていう言葉もよく聞きます。

昔は何かを成し遂げるためには「四当五落だ!」ということで、睡眠を削ってでも努力した者が報われるといわれていたようです。

 

ただ最近は、「睡眠不足はいいことなんて何もない、睡眠不足状態の3時間より十分な睡眠後の30分の方がいい仕事ができる」と有名なビジネスマンも言っていたり、その人に適した睡眠時間の確保が必要という科学的なデータでの研究の成果などが発表されたりしています。

 

私は難しいことはよくわかりませんが、自分自身の頭が睡眠不足で働いていないときと、しっかり睡眠で頭が働いている状態の違いはわかります。

 

眠たいときは無理をせずに寝る! お腹が減ったらご飯を食べる!

 

やっぱりこれが、ちょっとでもハッピーに生きるためには大事だなぁと思う今日この頃です。

 

No Rain,No Rainbow

私には好きな言葉があります。

 

それが、「No Rain,No Rainbow」という言葉です。

 

何のきっかけで知ったかは忘れてしまいましたが、とってもいい言葉だなあと思い、ずっと気に入っています。

 

ハワイのことわざのようです。

 

「良いことが起こるよ。そのための雨なんだ。」

 

 

本能からの「ありがとう」

「ほんとうにうれしいわ~。ほんとうにうれしいわ~。ありがとう~。ありがとう~。」

 

私は介護士の資格(介護初任者研修修了)を持っています。また、高齢者介護入所施設で介護士としても働いています。

私が働いている施設は認知症の方が入所するグループホームです。

 

そこに入所されている、ある女性の口癖が先ほどの「ほんとうにうれしいわ~。ほんとうに・・・・」です。

椅子へ誘導する、着替えを手伝う、トイレの案内をする、などどんな些細なアクションにも、うれしい・ありがとうと言ってくださいます。

 

認知症を発症すると、認知機能が低下し、自身の状況を認識することや、今までできていた(分かっていたこと)でできなくなったりしてきます。

しかし「感情」に関しては、認知機能の状況によらずしっかりと働きつづけると言われています。

 

その方は、「前向きに」「いつも感謝の気持ちを持って」人生を過ごしこられただろうなと思います。素敵なことだなあと思います。

私もそうありたいと思いました。

 

人生の先輩の背中を見て、学ばせてもらっているような気がします。

 

 

老婆心

私は「老婆心」という言葉が好きです。

好きという表現があっているか分かりませんが、おもしろいなぁと思います。

 

「老婆心だけれども・・・」と私に意見を伝えてくれる人の話しを聞くととても温かい気持ちになります。

それは親だったり学校の先生だったりします。

 

「私のためを思って言ってくれている」というのと「まだ老いたお婆さんではないよ」と思う気持ちが自分の中に同時に沸き起こってくる不思議な感じがなんとも言えず好きです。

 

まだ私には「老婆心」使いこなせそうにありません^^

 

大きな声で笑う

当治療院の利用者様で、入所介護施設でマッサージを受けられている方がいらっしゃいます。

 

その方は1日のほとんどをベッドの上で過ごされており、当面の目標は「自力で寝返りを打てるようになること」「ベッドの端に座ってその姿勢をキープすることができるようになること」です。

 

その方は普段、少しかすれた小さな声でお話をされます。

 

私は密かな目標を持っています。それは、その方が大きな声でお話をし、大きな声で笑うようになることです。

 

最初にお試しを受けられた日、私とマッサージ師の先生とその方の娘さんと4人で、マッサージの体験含めて1時間ほどお話などをしていました。

その時もやはり最初はかすれた小さな声でお話をされていました。

 

しかし色々とお話をしていくうちに、最後はしっかりとした声でお話しをし、笑っておられました。

 

病歴やお体の状態を見る限り、私はこの方の体が必ず改善すると確信しています。

 

また、私はマッサージは人の気持ちを前向きにする力があることも確信しています。

 

私の密かな目標の達成に向けて、できることを考えて、させていただこうと思っています。

 

今とてもワクワクしています。

 

 

(おわり)